型枠のあれこれを綴る。 型ジョBlog

型ジョ(21)マシニング加工って?

2024.04.10

こんにちは、熊谷工場のハルナです🌸🍡本年度も宜しくお願い致します。 早いもので、今回で5回目の投稿になります🖊今回は、カズキ編(※型ジョ(19))から受け継いだ【マシニング】という機械のご紹介です! ~マシニングって?~ エンドミルやドリルなどの工具を高速で回転させながらワークに押し付けて不要な部分を除去する加工をいい、NC(プログラム)を基に、X軸・Y軸・Z軸 自由に工具を動かします。従来は、平面切削は【フライス盤】・穴あけは【ボール盤】等・旋削は【旋盤】といったように、加工工程ごとに機械を使い分けていましたが、マシニングセンタ1台で様々な加工ができます。 ~熊谷工場のマシニングセンタは、こう使う!~ 私たち熊谷工場では、マシニングセンタが2台あり、【門型】と【横中】を用途に合わせ使い分けて加工を行っております。※あくまでも、熊谷工場としての使い方になります。それでは、2種類の機械たちを紹介します👏 ☆門型くん☆ テーブルサイズ(製品を乗せる場所)が【4000×1200】となります。モノにもよりますが、主に下記のような板状のモノを加工することが多いです。 テーブルセット時 加工風景↑ ☘横中ちゃん☘ テーブルサイズ(製品を置く場所)が【1200×1000】(テーブル回転式)となります。KMFの場合、立体物・製缶品を加工することが多いです。 テーブルセット時(乗せている台が回転します) ↑加工風景 2機とも、特性を生かして、加工後が異なることがわかりますね🧸 ~完成品までの流れ~ ①設計者から加工依頼がくる ②ワークサイズ・加工形状の確認(マシニングオペレータ) ③門型・横中どちらの特性に合うか選定 ④加工工具選定 ⑤加工順序を決めてデータ作成 ⑥セッティング・加工原点算出 ⑦加工スタート 未加工品と完成品は、このようになります。(横中加工)↓ ←加工後                加工前→ こちらの加工指示が↓ 加工後↓(門型) 削り方の種類は様々ありますが、お客様のニーズに合わせて、営業・設計・製造・加工オペレーター全員で製品をつくりあげていきます。 また、現在熊谷工場では、他工場の加工品も対応出来るよう取り組んでおります。難しい特殊な加工によっては外注依頼することもありますが、基本的に社内で出来る加工は率先して受け入れております! KMFは、様々な機械を備えておりますので、より良い製品をつくれるよう、全社団結して今後も取り組んでいきます(^▽^)/ 4月になり、新年度・新学期🌸また新たな気持ちで新年度も頑張っていきましょう☆彡 それでは皆さん、ご購読ありがとうございました🎵本年度も型ジョブログをよろしくお願いいたします!